石川さん家(名護市為又)の「石川さん家のバーガー」
思わぬところで、諦めていたバーガーに出会うことができた。
それは名護市に先月オープンしたばかりの食堂「石川さん家」でのこと。実はこちらのオーナーは、数年前まで旧石川市内で「パーラージャンプ」を経営されていた方なのだ。
「パーラージャンプ」はかつて石川高校近くにあり、バーガーの他にタコスや揚げパン、氷などがメニューに並ぶ地元密着のパーラーだった。
新しくオープンした「石川さん家」は、沖縄そばやタン塩定食といったメニューが加わっていることもあり、パーラーというより軽食屋さんといった感じだ。
パーラージャンプと言えば、直径23センチもある巨大な「ジャンプバーガー」で有名なお店だった。その当時のお客さんからのリクエストで、つい最近登場したのが、「石川さん家のバーガー」(1000円)だ。
ゴマ付きバンズの直径は21cm、バーガーの高さは7cm。
本当はジャンプバーガー同様に直径を23cmにしたかったそうだが、以前のバーガーではできなかったバンズのふっくら感を出すために、ケーキの型を使用したためこの大きさになった。
カット用のナイフが付いてくる。
大きなバンズを開けると、ぎっしりのレタス。
レタスの下にはこれまたぎっしりとタコスミートが敷かれている。
タコスミートとレタスの間によく見ると
黄色と白の2種類のチーズが溶けているのがわかる。
真っ二つにカットしてみた。
あふれだすようなレタス。
いただきまーす。
まず驚きはバンズの柔らかさだ。軽い口当たりでほんのり甘く、バーガーよりもデザートで使えるような本格的なもの。無添加のオリジナルだそうだ。
タコスミートの味付けは標準的なので、一緒に添えられるサルサソースを加えるのがお勧め。適度の酸味とスパイシーさが加われば、ビッグバーガー完食も夢ではない。
以前のジャンプバーガーとの大きな違いは野菜だ。にんじん、キャベツ、マッシュルームと入っていたのだが、今回はレタス1種類とシンプルになっている。
価格は以前の500円から倍の1000円になってしまったが、以前の500円が異常なほど安すぎる。バンズの向上や最近の野菜価格高騰のためには、1000円という価格設定は仕方ないところかも。
とにかく伝説となっていたジャンプバーガーがこのような形で復活したのはとてもうれしい。お店は大通りから外れたあまり目立たないところにあるが、北部看護学校の隣で探すには簡単だ。ぜひ以前のように地元に愛される店になってほしい。
☆☆☆☆
http://ishikawasanchi.ti-da.net/(石川さん家のブログ)
http://www.gussans.com/jtrip/2004-08oki/ok4.htm
(とある方の旅行記。当時のパーラージャンプに潜入されている)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1040695225
(今でも探している人がいる)
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